CoderDojoは、全員で同じ作業を行うプログラミングスクールでは有りませんが、初心者向けに一部ワークショップ形式で行います。
まずはいくつかのプロジェクトを行って見てパソコンやプログラミングに慣れましょう。
1)低学年向けにはVISCUIT、Code of Hour
VISCUITは眼鏡の形をした2つの〇の中の差異をロジックとしたプログラミングを行えます。
小学生低学年向けでも理解しやすく操作しやすいものです。
また集団のワークショプにも適していますので、1〜2年生向けワークショプを行いました。
プログラミングのチュートリアルはたくさんあります。
Code of Hourは魅力的なチュートリアルがたくさんありますので、面白そうなものを選んでやってみましょう。
CoderDojoに来たら、まずこの二つをトライしてみることをオススメしています。
2)中学年以上にはScratch
Scratchも初心者でも簡単にプログラミングが行えるブロック形のプログラミングメソッドです。
子ども向けプログラミング素材の大半がScratchがベースになっていますので、こちらを学習しておくと良いでしょう。
様々なチュートリアルが用意してありますので、最初は数個トライしてみると良いでしょう。
3)慣れてきたらScratchを駆使してゲームを作って見ましょう。
簡単そうに見えて奥が深く、Scratch3はJavaScriptに変換できるのでテキスト系プログラミング言語への橋渡しにもなります。
完成することを急ぐより、苦労しながら自分で色々やってみるのが良いと思います。
4)IoTを学べるmicro:bitやRaspberry piなど
2000〜5000円程度でマイクロコンピューターが手に入る時代になりました。
2000円程度のmicro:bitは手軽にIoT端末の勉強が出来ます。
プログラミングはScratchベースのソフトで行えます。
より高度なことがしたくなったらArduinoやRaspberry piなどが有ります。
これらのものはご自身で購入していただく必要があります。
参考価格
micro:bit 2000円〜2500円(BBCが全英の子どもたちに配布したマイクロボード。派生製品も多数あり教育用としては手軽で適しています)
Raspberry pi 1500〜6000円(Linuxベースのパソコンとして使える他、企業がIoT製品の試作品開発目的としても大変な需要がある)
Arduino 2000円〜3000円(IoT端末の学習に最も普及しているボード。互換品はさらに安く手に入ります。センサーなどと組み合わせて開発するのに最適です)
その他、多数の類似品があります。
5)もっと広がるプログラミング
Webサイトを作ってみたりAIをやってみたりテキスト系のプログラミング言語の習得など提携しているサービスを利用できます。
上級者には色々アドバイスいたします。